07.10 CSI：マイアミ「プールサイドの処刑」感想

ちょっと間があいた？マイアミ。いきなり、ライサと見紛うようなプールサイドで（←スタトレ用語を使う癖が抜けない）、女が射殺される事件が起こった訳ですが。

で、現場にホレイショ（達）到着・・何日かぶりに見るとやはり、年とってるくさい（失敬）感じがするのですが、動き・喋りだすとこれまた渋かっこいい・・！役者ってすごいよね・・というか、ホレイショ（役の人）は、写真映りが悪い？ような気が。実際動いてる＆喋ってる映像だと、すっごく渋かっこいいのに・・。

今回はじめて、吹き替えでなく字幕でマイアミ見ましたが・・ホレイショは生声も渋かっこいい！いや～運昇さん好きですけど、マイアミは字幕でもOKってか、むしろ字幕でいくか？という気が。

そして噂（？）の、ホレイショの義妹初見・・ごっつ美人やないですか！なるほどねぇ。

カリーちゃん、のんべえのお父ちゃんがいたんですね。美人にもそれなりにいろいろ、悩みはある訳で・・。「カリーちゃん」とか呼んでますけど、演者の女優さんは私より年上・・若ぅ見えまんなぁ（さすが女優）

苦いオチでしたが、証人の嫁＆娘がホレイショに残した「伝言」は、いい後味。でも、国家の発行する、国民皆が使う紙幣に、「IN GOD WE TRUST（我々は神を信じる）」ってのは、個人の信教の自由を侵害してねぇか？という気も。

皆が皆、神を信じてる訳でもないですし、信じなきゃいけない訳でもないのに・・。

「自由の国・アメリカ」とは言いますが、実際は結構、不自由ですよね。いろいろと。

07.09 CSI：NY「母の闇」感想

目にスプーンを重ねてウルトラマン状態（？）のマックがかわいい・・。しかしあんな防犯カメラに映ってた、目の中まで分かるもんなんですか？

心臓マッサージなんだろうな・・というのは読めましたが、とにかく、犯人じゃなくても、オフィリアの心の闇を解明してあげたい・・というマックがけなげで・・。それにしても夢遊病ってのはすごいというか、大変ですね・・。

ボコボコのスリの死体の発見時に、ダニーとエイデンが「チャック・リデルか」「ランディー・クートゥア」と言い合ってるのが面白い・・こういう場面でボクサーではなく、UFCの総合格闘家の名前が出てくるってのがイマドキってことなんでしょうね。

07.09 CSI：科学捜査班「向こうの世界を見た女」感想

さて今回から、レンタルDVDでなくAXNでの放送を視聴開始した訳ですが・・・・AXNのロゴマーク、画面にずっとでっぱなしですかい！最初と最後しかでないスーパー！ドラマTVや、ずっとでてるにしろ薄くてちっさくて目立たない時代劇専門チャンネルを見習って欲しいものです・・。

吹き替えと字幕両方やってるとは知らなくて、字幕の方・・私はやっぱ、吹き替えの方がいいなぁ。次は吹き替えを録画しなければ。

それにしてもいきなり第4シーズンの話ということで、皆結構雰囲気変わってる・・警部はそのまんまですが（笑）　主任はヒゲをはやしてライカー化？ウォリックもヒゲが濃くて、あとちょっと渋く、落ち着いた感じ。この話はあんま、出番がありませんでしたが・・。彼以上にニックの影が薄かったような・・ってか、誰がニックか分からない！（←おいおい）　

ピエロ（クラウン）ってのはこっちでなじみがないネタなので、それは面白かったですけど、変な夫婦・・。まぁ、ピエロという「非日常」にモエる奥さんの気持ちは分からないでもないですけど、それにしても・・。

たとえ死体が（オカマちゃんではなく）ピエロだとバレなくても、ドゥードルス自身に前科があったら指紋から身元はわれたかもしれませんし、そうなれば最後に仕事に行った先ってことで自分達に疑いがかかる・・ってのは分かりそうなもんですけど。

まぁ、もとからピエロと浮気・・しかも自宅で・・という奥さんと、人を殺したベッドでヤれる旦那という、アイタタ過ぎるカップルゆえの短絡さ・・か。せめて凶器の枕カバー位ほかせよ！（「ほかす」＝大阪弁で「捨てる」の意です。念の為）　洗って残しとくなよ！そのせこさ（？）こそが最大のアイタタポイントというか・・。

07.08 CSI：NY「1マイルに1人」感想

トンネルを、1マイル掘るのに1人は死ぬ・・というのがタイトルの由来な訳ですが、昔長い間造船所に勤めていた父が言ってた、「（タンカーとかの）でかい船を一隻作ってると、出来あがるまでに1人位は死んだ」という言葉を思い出しました・・。

最初、父にそれを聞いた時にはあまり真に受けてませんでしたが、後年、うちの会社にたまたま、父と同じとこにお勤めだった方（その人はブルーカラーの父と違い、ホワイトカラーっぽかったですが・・）がきて、訊いてみたらあっさり肯定されたので、ちょっとびびったり。

ある程度のリスクが必要な職場ってのは必ずあり、それによって社会は成り立っている訳で、本当頭が下がりますが、その過酷な環境ゆえ、団結が必要となり、それを乱す者はたとえ肉親であろうとも、制裁しなければなかった兄・・。

愛し、守り、導いた・・その結果が「これ」なのか・・と。なんか、前話「グランドマスター」と似た後味ですね。なまじ身近な家族or仲間だからこそ、起こってしまった凶行。つくづく、愛と憎しみは紙一重・・というか。

もういっこの女子高生の事件の、獲物のように、友人だったはずの少女を「狩った」のよ・・というオチも怖い。父や兄の愛・関心を、自分が目をかけてやった貧乏人の少女に「盗まれる」のを憎んだ訳ですが・・。

自分の好きな人の相手を、いちいち殺すという形で排除していったら人間やっていけませんし、自分もいずれ大人になって、家族以外に大事なものを増やしていく訳ですが・・。それが分からず、かっとなって殺してしまう辺りが実に子供（いや、本当に子供なんですけども）・・まぁ、彼女と私は「違う」という、選民意識がベースにあったからこその犯行なんでしょうけど。

未成年ですし、そこそこの刑期で出てくるんでしょうけど、真に彼女が罪の意識を感じ、反省する日はやってくるんでしょうか？狩った「獲物」は、自分と同じで、この世にたった一人しかいない、（特に母親にとっては）かけがえのない「人間」だったということに、気付ける日が・・。

残酷な犯行そのものより、それを罪だと感じ得ない、心（の持ち主）の方が怖いよなぁ・・というか。それが変わらない限り、また同じことをする可能性はある訳ですし。

07.08 CSI：NY「グランド･マスター」感想

女体盛りかよ！（激笑）

いや～なんというか、日本文化（？）の、よりにもよってコレを扱いますか？CBS・・という感じでしたが、「食べてみたい」というダニーが・・（笑）

そして、マックの「ウィ」が、かわい過ぎる！！（思わず、ブログのURLに採用）　何なんですか？此処の主任さんの激キュートっぷりは。

最後の、マックのプリンスへの、「君がしたことは、ビッグと同じだ」が重い・・。愛し、守ってきたはずの才能（タレント）を、いつしか自分の所有物のように思うようになってしまった・・だから、「ビッグと同じ」・・なんですよね。

07.08 CSI：NY「アメリカン・ドリーマーズ」感想

遺留品が親の捜してる少年ので、ガイコツは違う少年・・という時点で、犯人はその、親が捜してる少年の方だろうな・・とオチが分かったので、それはいまいちでしたが、結局、ガイコツの少年の方は誰なのか、分からないまま終わる・・ってのが切ないですね。彼を捜してる人は、誰もいない・・。

そして、死んでいると半ば諦めていた子が、生きていた・・しかし、人殺しとなって・・という、あのご両親。それならまだ、死んでいた方が良かった？それとも、たとえ人殺しとなっても、生きていてくれて良かった・・？

州法にもよるでしょうが、未成年時の犯行ですし、その後ボランティアなんかもやってたということで、死刑にはならなさそう・・いずれ罪をつぐなって出所したら、親ともうまいことやっていって欲しい・・そして親も、彼を受け入れる心の準備が出来ていて欲しいですが・・。

生きてさえいれば、お互いやり直せる可能性はある・・。しかし、殺された彼には、それがない・・永久に。

07.08 CSI：NY「夜の獣たち」感想

婦女暴行という、殺人とはまた違った意味で陰惨な事件をメインに扱った話ではありますが、もう一方の、麻薬の売人射殺事件の筋の方でマックが、ネズミの死因まで律儀に解明、声に出すシーンは笑えます。

この回は、同じ女性ということで、被害者に接する担当となったステラのがんばりと、それをサポートしてあげる他の面子の友情が美しいですね。もしかして、チームワーク・・仲の良さは、NYが一番なんでしょうか？

07.08 CSI：NY「まばたき」感想

NYの主任、マック・テイラーを演じるはゲイリー・シニーズ（CSIで初めて、知ってる俳優さんが出てきた・・）

妻を9･11のテロで亡くしたという設定で、脳死状態の女性被害者の前での独白、そして最後のグラウンドゼロのシーン・・悲しみを乗り越えられず、引きずる姿が、（不謹慎な言い方ですが）ほとんど反則レベルで女性視聴者の心をぐっと惹きつけたであろう・・こんな庇護欲かきたてる主任さん、キュート過ぎるやろ～！というか。ちゃんと今まで2作とキャラカブらないよう、考えて作ってあるんですね～。

ドンが武闘派（？）で新鮮（まぁ、刑事さんなんで当然ですが）　若くてかわいいですし。

太陽燦燦な本家（ベガス）＆マイアミと違い、大都会NYを青系（？）の落ち着いた、クールな色合いで表現してるのが印象的。

07.08 CSI：マイアミ「漂流 新月の闇」感想

始まり方こそ、「サメの腹ん中から人の腕と胴体の一部が出てくる」とショッキングながら、連続爆弾事件でドキドキさせられた前回に比べるとやや、中だるみ気味？・・とか思いながら見てましたが、全ての真実が明らかになったラスト・・その衝撃、その切なさたるやすごい・・「ん～もぅ！」という感じ。

アメリカ⇔キューバ間の移民問題について考えさせる・・「陸をふめば移民を認める、海の中で発見したら強制送還」・・その法律ゆえに起きた悲劇。人が社会の中でよりよく生きていくための約束事であるべき法律が、人を不幸にしている現実。アメリカの法律だから、基本、自国民の利益が第一で、増えすぎる移民も問題・・それを規制するためには仕方ない・・ってことなんでしょうけど。

移民せざるを得ないキューバの有り様も問題でしょうけど、キューバがそこまでになったのは、アメリカの、カストロ憎し！ゆえの経済封鎖のせいでもある訳でしょうし・・。

別にアメリカ⇔キューバに限った話ではないですけど、海を介してのお隣さん同士、なんとか仲良くやっていけないもんなんでしょうか。まぁ、近ければ近いだけ、このような移民問題は勿論、国防でも領海問題でも資源でも、争う種には事欠かない・・ってのが、悲しい現実な訳ですが。

07.08 CSI：マイアミ「戦慄の首輪爆弾」感想

「恩師」を爆弾魔に殺されて、あの冷静なホレイショが感情的になる＋それを、警官だった夫を半年前に亡くしたメーガンが、「悲しみがあっては冷静な判断は出来ない」と諭す・・。そして最後、ホレイショがそのことでメーガンに感謝する・・。

連続で爆弾事件が発生してどきどき＋前述のホレイショとメーガンの人間ドラマの部分がよくて、事件解決がややあっさり？のような気もしましたが、今回もなかなかいい話だったような。最後メーガンが泣き出したのは、夫のことを思い出したから・・なんでしょうか。その亡くなり方・・殉職の仕方はまさに、「ダーティ・ハリー」でハリーがはしご車で語っていたアレですね・・。