原題は「Slaughterhouse」
4人の子育て+奥さん鬱気味・・で、追い詰められたとはいえ、家族撃ち殺しますか?あの父親。今までCSI:で見た事件で、ベガスの「惨劇の家」といい勝負な陰惨な事件・・。
あっちは、直接手を下したのは他人でしたが、その引き金となった性的虐待は実の親子(祖父孫)間で、そのことが超陰惨・・。こっちは、そういう性的虐待はなかったもののネグレクト(育児放棄による虐待)がありましたし、夫が妻を、そして実父が実の息子を手にかけたというのが本当もぅ・・。
生命そのものや、人間らしい温かな感情・記憶・・。そういういっさいがっさいの根源であるべき「家庭」で起こった事件だからこそ、余計に痛ましい・・。遠く離れた、会ったこともない外国の人は殺せない(殺す機会がない)ですけど、なまじ近くにいる分、愛すべき家族を殺す機会には、十分「恵まれて」いるんですよね。皮肉なことに・・。
それにしても何故、自分達だけで抱え込もうとするんでしょうね。駄目なら、辛いなら、他にどうとでも、とるべき手段はあったんじゃないかと。ベビーシッターや家政婦を雇うとか(←親父、店持ってるくらいですからそれくらいは金ありそう・・無かったら借金しろ!)、行政に救いを求める・・子供を施設に預けるとか。そりゃ極力、自分の子供の面倒は自分が看るべきでしょうけど、撃ち殺す(←・・・・)くらいなら、まだ捨ててくれた方が子供にとってはマシというか。
そういう意味では、「家族解散!」した麒麟の田村の父はまだマシな方・・なんですね。←そんな、自分(達)捨てたようなお父さんでも、見つかって「これで親孝行できます」と言う、田村は本当いい奴だよなぁ・・と感心。昔、某番組でのバスジャックドッキリの時、めっちゃ男気あふれる行動とってましたし。
家族に関するスピードルとデルコの会話がいい感じ。もてあまし気味だったけど、それでも親は自分を殺さなかった・・というスピードルに、デルコ「殺害計画は立ててたかもよ」(笑)
子供4人とはいえ、上の2人は既に学校に通い、下2人の面倒をよく看てた模様。それなら親もだいぶ助かってたでしょうに・・。うちの親なんて、4年5ヶ月のうちに子供4人集中砲火・・いや、集中出産ですよ!最後の子供(私だ)が生まれた時点で、一番上の兄がまだ手がかかるであろう4才5ヶ月。その下に3才の長姉、1才の次姉。まぁ、まとめて産んだ方が一気に子育て出来て楽(?)という面もあるかもしれませんけど。
ちなみに子育て・・というか新生児に慣れ尽くした父は、生後一週間の私を助産所から家に連れ帰る時、片手に荷物、片手で私を抱き、電車で帰ってきたという・・(証拠写真有) せめて両手で抱いて・・というか。
たった6週間で、生まれてきた意味も何も知り得ないまま死んだ末子の赤ん坊も哀れでしたが、16才でしたか、普通なら自分のことだけ、楽しいことだけ考えて生きていてもおかしくない年頃なのに、育児放棄気味の両親に心を痛め胃を痛め、代わって弟妹の面倒を看て、その挙句、実父に銃を向けられ・・それでも、弟妹を守ろうとして結果死んだ長子ルークが本当に哀れ過ぎる・・。
次男も勿論哀れですが、彼は後ろから、母が殺されたことも、犯人が父であるということも、何も知らないまま即死・・それに比べて父の、「許し難い」などという言葉では生温い・・言語道断の裏切りを知り、母と弟を殺されたことを知った上=短い時間ではあったにしろ、父への憎しみと死の恐怖を感じて、守ろうとした末弟も守れず(←このことは知り得なかったでしょうけど)死んでいったルーク・・(号泣) かろうじて、妹を守れたことだけが救いですが・・。
そしてその妹も・・。幼い彼女は何も憶えていないとはいえ、いつかは事実を知る時がくる・・。父が死刑になるのか心神喪失が裁判で通ってそうならないのか分かりませんが、とにかく、長兄が命懸けで守ってくれた結果、自分が生き延びれた・・どれだけ、長兄が自分を想ってくれていたのか・・。そのことだけは誰かしっかり、彼女に伝えて欲しい・・。その事実が、彼女が生きていく上で大きな心の支えになると思うので。
「作り話に何アツくなってんだよ」と思われるかもしれませんが、ニアミス・・似たような事件は過去にもあり、そして未来にも起こり得るんだろうな・・「ルーク」は、いたであろうし、いるんであろう・・と思うにつけ。
子供は親を、選べない・・。
4人の子育て+奥さん鬱気味・・で、追い詰められたとはいえ、家族撃ち殺しますか?あの父親。今までCSI:で見た事件で、ベガスの「惨劇の家」といい勝負な陰惨な事件・・。
あっちは、直接手を下したのは他人でしたが、その引き金となった性的虐待は実の親子(祖父孫)間で、そのことが超陰惨・・。こっちは、そういう性的虐待はなかったもののネグレクト(育児放棄による虐待)がありましたし、夫が妻を、そして実父が実の息子を手にかけたというのが本当もぅ・・。
生命そのものや、人間らしい温かな感情・記憶・・。そういういっさいがっさいの根源であるべき「家庭」で起こった事件だからこそ、余計に痛ましい・・。遠く離れた、会ったこともない外国の人は殺せない(殺す機会がない)ですけど、なまじ近くにいる分、愛すべき家族を殺す機会には、十分「恵まれて」いるんですよね。皮肉なことに・・。
それにしても何故、自分達だけで抱え込もうとするんでしょうね。駄目なら、辛いなら、他にどうとでも、とるべき手段はあったんじゃないかと。ベビーシッターや家政婦を雇うとか(←親父、店持ってるくらいですからそれくらいは金ありそう・・無かったら借金しろ!)、行政に救いを求める・・子供を施設に預けるとか。そりゃ極力、自分の子供の面倒は自分が看るべきでしょうけど、撃ち殺す(←・・・・)くらいなら、まだ捨ててくれた方が子供にとってはマシというか。
そういう意味では、「家族解散!」した麒麟の田村の父はまだマシな方・・なんですね。←そんな、自分(達)捨てたようなお父さんでも、見つかって「これで親孝行できます」と言う、田村は本当いい奴だよなぁ・・と感心。昔、某番組でのバスジャックドッキリの時、めっちゃ男気あふれる行動とってましたし。
家族に関するスピードルとデルコの会話がいい感じ。もてあまし気味だったけど、それでも親は自分を殺さなかった・・というスピードルに、デルコ「殺害計画は立ててたかもよ」(笑)
子供4人とはいえ、上の2人は既に学校に通い、下2人の面倒をよく看てた模様。それなら親もだいぶ助かってたでしょうに・・。うちの親なんて、4年5ヶ月のうちに子供4人集中砲火・・いや、集中出産ですよ!最後の子供(私だ)が生まれた時点で、一番上の兄がまだ手がかかるであろう4才5ヶ月。その下に3才の長姉、1才の次姉。まぁ、まとめて産んだ方が一気に子育て出来て楽(?)という面もあるかもしれませんけど。
ちなみに子育て・・というか新生児に慣れ尽くした父は、生後一週間の私を助産所から家に連れ帰る時、片手に荷物、片手で私を抱き、電車で帰ってきたという・・(証拠写真有) せめて両手で抱いて・・というか。
たった6週間で、生まれてきた意味も何も知り得ないまま死んだ末子の赤ん坊も哀れでしたが、16才でしたか、普通なら自分のことだけ、楽しいことだけ考えて生きていてもおかしくない年頃なのに、育児放棄気味の両親に心を痛め胃を痛め、代わって弟妹の面倒を看て、その挙句、実父に銃を向けられ・・それでも、弟妹を守ろうとして結果死んだ長子ルークが本当に哀れ過ぎる・・。
次男も勿論哀れですが、彼は後ろから、母が殺されたことも、犯人が父であるということも、何も知らないまま即死・・それに比べて父の、「許し難い」などという言葉では生温い・・言語道断の裏切りを知り、母と弟を殺されたことを知った上=短い時間ではあったにしろ、父への憎しみと死の恐怖を感じて、守ろうとした末弟も守れず(←このことは知り得なかったでしょうけど)死んでいったルーク・・(号泣) かろうじて、妹を守れたことだけが救いですが・・。
そしてその妹も・・。幼い彼女は何も憶えていないとはいえ、いつかは事実を知る時がくる・・。父が死刑になるのか心神喪失が裁判で通ってそうならないのか分かりませんが、とにかく、長兄が命懸けで守ってくれた結果、自分が生き延びれた・・どれだけ、長兄が自分を想ってくれていたのか・・。そのことだけは誰かしっかり、彼女に伝えて欲しい・・。その事実が、彼女が生きていく上で大きな心の支えになると思うので。
「作り話に何アツくなってんだよ」と思われるかもしれませんが、ニアミス・・似たような事件は過去にもあり、そして未来にも起こり得るんだろうな・・「ルーク」は、いたであろうし、いるんであろう・・と思うにつけ。
子供は親を、選べない・・。
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