原題は「Feeling The Heat」
うだるような暑さ・・灼熱地獄のベガス(元々砂漠ですもんね)で起こった3件の事件。でぶっちょ感電死事件はともかく、問題は他の2件。
赤ん坊の事件。親のうっかりによる過失死かと思いきや、実は亡くした長男と同じ難病と早とちりした親による安楽死・・というか殺人だった・・という。
早とちりで本当は健康な子を殺してしまった・・というのが罪な訳ですけど、もし仮に、早とちりではなく、本当にあの子が兄と同じ難病だったと、確定診断が下りた後だったら・・?
勿論、例えそうだったとしても刑法上の罪に問われることに違いはない訳ですが、倫理上の「罪」としては・・?
長男が3歳で亡くなるまでの間、難病で苦しみ・弱っていく姿をなす術もなく見守り、看取るしかなかった苦しみ・悲しみは筆舌に尽くし難いであろう・・大人と違って苦痛を言葉で伝えることが出来ない子供だからこそ、親が楽にさせてやりたい・・と言う気持ちは、分からなくもない・・。
でもやはり、難病といえども、存命中に画期的な治療薬が開発される可能性が全くない訳でもない・・楽にしてやりたいと思って死なせた、その半年後に薬が開発されたら?
まぁ、確かではない「希望」を当てにして、我が子の苦しみを長引かせるのか?と言われたら難しい問題ではありますが・・。
しかし仮に難病だったと確定してたとしても、まだ初期症状の段階であろうあのタイミングで死なすってのは親の勝手過ぎる・・アメリカで「安楽死」がどの程度認められてるのか知りませんが、医者や法曹界と重々相談の上で決められるべきことでしょうし(それこそ、「苦しみ長引かせるだけやん!」と言われる?)
子供の命は決して、親個人のものではない・・親の勝手にしていい道理はないですけど、でも本当、病苦・・「苦痛」ってのは残酷ですからね・・。物言えぬ子が、苦しみ尽くす姿を見せられたら・・。
とりあえず、「子供をもつ」ということは、本当に覚悟がいることだよな・・と。大いなる喜びを与えてくれる場合もあれば、今回のように、終生胸を離れないであろう後悔と罪の意識を生じさせることもあり・・。
お父さんが車を離れる瞬間、赤ちゃんが泣くシーン。こっちもちょっと泣いてしまいましたよ・・(泣) もし彼が本当に難病だったとしても、このタイミング+親の独断+こんなところ+こんな方法で、命を絶たれるのは間違いだったでしょうし、本当は難病ではなかった・・健康な子だったのに、兄の悲劇の巻き添えを食う形で親に殺されたなんて・・。
いつも思いますけど、悲劇ってひとところに留まらない・・遠心に拡がっていきますよね・・。
そしてもう一件はナンパから端を発した悲劇。
問題は、その悲劇そのものより、それをどう遺族に伝えるか・・という、CSIの姿勢・・その対立な訳で。
私はどっちかというとサラ派。ニックの気持ちもすごく分かりますし、私があの、男の親だったらニックみたいに言って欲しいですけど、でも、2人ともが死んでしまって、何も分からない・・女が勝手に飛込んで失敗した可能性もありますが、再現VTR(推定)の通り、嫌がる女を男が軽い気持ちで突き落とした結果・・の可能性もある・・。そうなれば、あの男は、「助けようとはした」かもしれませんが、それ以前に「突き落とした」=過失とはいえ、彼女を死なせた張本人かもしれないんですよ?
だとすれば、(ニックは男の遺族の気持ちだけを慮ってましたけど)女の遺族の気持ちは?って話ですよ。
ですんで、CSIとしては事実と、それらから考えられうるいつかの可能性を「提示」するまでに止まるべきではないかと。「助けようとして死んだんですよ」なんて言葉は、男の遺族にとっては慰めでも、女の遺族にとっては男のおためごかしにしかならないかもしれないんですから。
あ、でも捜査段階での家族への態度はニック派(←どっちやねん) あからさまに犯人扱いされたら家族も反発する・・「息子さんも行方が分からず、犯罪に巻き込まれたのではないかと警察も心配している」「早く行方をつかんでご家族を安心させたい」とか、協力をとりつけ易いものの言い方をするべき。あの時点ではまだ、第3者の犯罪で、男も女も2人ともが被害者・・という可能性だってあった訳ですし。
男を疑ってはいても、犯人にしろ女同様被害者にしろ、とにかく男の行方をつかむことがあの時点では最優先事項だったんですから、それをつかむ上で家族の協力があるに越したことはない訳で。
昇進を賭けたライバル同士としてこれから、サラとニック張り合っていくんでしょうか・・まぁ、結果は知ってますけど。
有力情報・・いちゃこらするのに最適な場所をサラに教えたあとのグレッグの仕草が・・(笑)
うだるような暑さ・・灼熱地獄のベガス(元々砂漠ですもんね)で起こった3件の事件。でぶっちょ感電死事件はともかく、問題は他の2件。
赤ん坊の事件。親のうっかりによる過失死かと思いきや、実は亡くした長男と同じ難病と早とちりした親による安楽死・・というか殺人だった・・という。
早とちりで本当は健康な子を殺してしまった・・というのが罪な訳ですけど、もし仮に、早とちりではなく、本当にあの子が兄と同じ難病だったと、確定診断が下りた後だったら・・?
勿論、例えそうだったとしても刑法上の罪に問われることに違いはない訳ですが、倫理上の「罪」としては・・?
長男が3歳で亡くなるまでの間、難病で苦しみ・弱っていく姿をなす術もなく見守り、看取るしかなかった苦しみ・悲しみは筆舌に尽くし難いであろう・・大人と違って苦痛を言葉で伝えることが出来ない子供だからこそ、親が楽にさせてやりたい・・と言う気持ちは、分からなくもない・・。
でもやはり、難病といえども、存命中に画期的な治療薬が開発される可能性が全くない訳でもない・・楽にしてやりたいと思って死なせた、その半年後に薬が開発されたら?
まぁ、確かではない「希望」を当てにして、我が子の苦しみを長引かせるのか?と言われたら難しい問題ではありますが・・。
しかし仮に難病だったと確定してたとしても、まだ初期症状の段階であろうあのタイミングで死なすってのは親の勝手過ぎる・・アメリカで「安楽死」がどの程度認められてるのか知りませんが、医者や法曹界と重々相談の上で決められるべきことでしょうし(それこそ、「苦しみ長引かせるだけやん!」と言われる?)
子供の命は決して、親個人のものではない・・親の勝手にしていい道理はないですけど、でも本当、病苦・・「苦痛」ってのは残酷ですからね・・。物言えぬ子が、苦しみ尽くす姿を見せられたら・・。
とりあえず、「子供をもつ」ということは、本当に覚悟がいることだよな・・と。大いなる喜びを与えてくれる場合もあれば、今回のように、終生胸を離れないであろう後悔と罪の意識を生じさせることもあり・・。
お父さんが車を離れる瞬間、赤ちゃんが泣くシーン。こっちもちょっと泣いてしまいましたよ・・(泣) もし彼が本当に難病だったとしても、このタイミング+親の独断+こんなところ+こんな方法で、命を絶たれるのは間違いだったでしょうし、本当は難病ではなかった・・健康な子だったのに、兄の悲劇の巻き添えを食う形で親に殺されたなんて・・。
いつも思いますけど、悲劇ってひとところに留まらない・・遠心に拡がっていきますよね・・。
そしてもう一件はナンパから端を発した悲劇。
問題は、その悲劇そのものより、それをどう遺族に伝えるか・・という、CSIの姿勢・・その対立な訳で。
私はどっちかというとサラ派。ニックの気持ちもすごく分かりますし、私があの、男の親だったらニックみたいに言って欲しいですけど、でも、2人ともが死んでしまって、何も分からない・・女が勝手に飛込んで失敗した可能性もありますが、再現VTR(推定)の通り、嫌がる女を男が軽い気持ちで突き落とした結果・・の可能性もある・・。そうなれば、あの男は、「助けようとはした」かもしれませんが、それ以前に「突き落とした」=過失とはいえ、彼女を死なせた張本人かもしれないんですよ?
だとすれば、(ニックは男の遺族の気持ちだけを慮ってましたけど)女の遺族の気持ちは?って話ですよ。
ですんで、CSIとしては事実と、それらから考えられうるいつかの可能性を「提示」するまでに止まるべきではないかと。「助けようとして死んだんですよ」なんて言葉は、男の遺族にとっては慰めでも、女の遺族にとっては男のおためごかしにしかならないかもしれないんですから。
あ、でも捜査段階での家族への態度はニック派(←どっちやねん) あからさまに犯人扱いされたら家族も反発する・・「息子さんも行方が分からず、犯罪に巻き込まれたのではないかと警察も心配している」「早く行方をつかんでご家族を安心させたい」とか、協力をとりつけ易いものの言い方をするべき。あの時点ではまだ、第3者の犯罪で、男も女も2人ともが被害者・・という可能性だってあった訳ですし。
男を疑ってはいても、犯人にしろ女同様被害者にしろ、とにかく男の行方をつかむことがあの時点では最優先事項だったんですから、それをつかむ上で家族の協力があるに越したことはない訳で。
昇進を賭けたライバル同士としてこれから、サラとニック張り合っていくんでしょうか・・まぁ、結果は知ってますけど。
有力情報・・いちゃこらするのに最適な場所をサラに教えたあとのグレッグの仕草が・・(笑)
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