勿論、正体をなくすほど酔っ払ったり、初対面の男達についていったり、隙だらけのサラにも落ち度はある・・でも、だからといって「殺されていい」訳では、決してない・・。
マイアミに修学旅行?に来る若者には皆、出発前にこの回見せたらいいんでない?という感じ。
過保護気味なのに肝心なところまでは追っかけない・・片手落ちな義父が情けない・・。あそこまで酔っ払ってたんなら、無理やりにでも自分の車に押し込んでホテルに連れて帰れよ!警察呼ばれたかもしれませんが、そうなれば警察は彼女も義父も、一応は署に連行して身柄を確保、あんな、最悪の事態だけは免れたでしょうに。
最初はまだ、生きている可能性があると思った・・死体から始まった訳ではなかったのに、結局サラは死体で見付かってしまい、ホレイショ辛そうでしたね。なまじ、救える可能性があると思っていただけに。
そしてそんな彼の、NY時代に関わるらしき謎の少女が登場。彼女の警備にあたらされた巡査が殉職するんじゃないかと心配しましたが(「死亡フラグたった?」と思いましたよ・・)無事で何より。残業代もいいですけど(←給料安そうですし)、そんな、人殺しに狙われてるかも?な少女の警備を、単独でさせるのはちょっと如何なものか・・という気も。
少女を守りたいのは分かるが、その負担を納税者に回す訳にはいかない・・というリックの指摘にも一理ある・・彼って結構正論言いますね。勿論、正論だからこそ腹が立つ場合も多い訳ですが・・(笑) そう言われたホーさんは「俺の給料から引いてくれ」とまで!そこまでいれこむとは一体過去に何があったのか?先が気になります。
夫を「たまたま」亡くした後で、その独り身を詐欺一味に狙われた・・ってんならまだしも、その夫の死すらも連中の仕業だったなんて・・ローラが気の毒過ぎ。
最後、「誰だって家族は欲しい」というホーさんが見詰める、その先にはCSI:面子。彼にとっては、彼ら彼女らこそが「家族」なんだよな・・と(しみじみ)
エリック、ヒゲをはやしてヒゲ嫌いの次姉(←母のDNAか?)には評判悪いですけど、私は似合ってると思う・・何かを探したり調べ物したりしてる時の憂いある(?)まなざしとあいまって、なんかS4の彼はミョーに色っぽい・・セクシーです。
焼け死ぬか鮫に喰われるか・・どっちも嫌ですけど、私ならまだ、焼け死ぬ方かな・・。結局あのまま船に残っててもローラ達は助かったんですから、ジェリー(偽名)は粗忽もの・・ということに。まぁ、ローラの前の旦那や留学生を殺した一味・・鮫に喰われて死ぬのも因果応報か・・。
冒頭、蝿の視点で始まる・・我が子を生み付けるのに、「いい死体見つけたで~」という彼女(?)に、「グリッソム警報!グリッソム警報!」と思いましたが、グリッソムに摘まれたのはカツオブシムシでした・・。ということは、結構日が経ってる死体な訳で・・(by死体農場の回より。実生活で全く役に立たないであろう豆知識が増えて行く・・)
太った女の子の、笑い者にされるくらいなら殺人犯になって刑務所に入った方がマシ!という考え方は、極端ですけど、結構「分かるわ~」という気が(←「分かる」のは、アブない傾向かもしれませんが・・) 私もそういう、「○○が嫌だからといって、人にはかなり極端だと思われそうな□□という選択肢を選ぶ」ことがあるので。具体的にはどんなことなのか、書きませんけど(書いたらドン引き確実)
でもまぁ、面子というか、外聞も大事ですけど、このケースの場合、刑が確定してから、塀の中で後悔しても遅い・・今は誇りを潰されて、真実を解き明かしたCSIを恨むかもしれませんが、いつか時が経てば、殺人犯ということにされなくて良かった・・と思える日が来るのでは。あんな男より、もっといい人とめぐりあえるかもしれませんし、たとえめぐりあえなくても、恋以上の何かしらの生き甲斐を見つけられるかもしれませんし。何にしろ、自由あってこその人生ですよ。
感染症で死にかけた男がぶっ倒れた時の、ブラス警部の全然動じない様が面白かったです。
吹き替えも字幕もどっちもいけるクチ~なマイアミ&NYと違い(でも、吹き替えで見ることのが多いか・・)、ベガスは吹き替え至上主義!なんですが、この話の吹き替えは、1回目ん時は忙しくてビデオをしかける暇もなく、「まぁ、あと2回放映あるさぁ~」とスルー、2回目は完全に時間を間違えてとり逃し、そして最後の3回目はデクスターのマラソン放送とカブってて、とれなかった・・で結局、字幕で見ました。本編丸々1話を通して字幕で見たのはこれが初めてかも?
普段吹き替えで慣れてるので、字幕を目で追うのが+(初めてだと、声だけでは誰の台詞か分からないので)画面で誰が喋ってるのか注視しないといけなくて、結構疲れますね。最初から字幕で見ることに慣れてるコールドケースに比べて登場人物も多いですし。
一番びっくりしたのがウォリックの声の低さ!山野井さんの声のがソフトな男前に仕上がってて好みだなぁという感じ。慣れればこの、役者さん自身のワイルドな声も好きになれるでしょうけど。また、傍で見てた次姉がグレッグの声が「かすれてる!」とびっくりしてました。彼も吹き替えとだいぶイメージが違う・・役者さん自身の声だと年相応の、大人の男性って感じがしますね。吹き替えだと若造ライクに演じてて、そこが良い訳ですけど。グリッソムの声が一番、吹き替えと役者さん自身の声の、イメージの差が大きくなかったような(やはり主役なだけに、日本語版制作陣も一番、慎重にキャスティングしてあるってこと?)
で、事件そのものは・・。グリッソム班とキャサリン班の合同捜査になって、キャサリンがカリカリしてたのがちょっと。言う割にはカメラのデータ盗まれてるし(←警官も悪いとはいえ) 特にソフィアにあたってたのが感じ悪い~(2話ぶっ続けで見たのでどっちだったかあやふやですが・・多分こっちだったような・・)
赤ん坊が殺されてなくてよかったな・・と。子育て理論は人それぞれですけど、やはり本当に小さい頃は、親に「愛されてる」って実感を抱かせる為、たっぷり甘えさせてあげるのが大事なような(と、「子育てハッピーアドバイス」にも書いてあったような)
子供は養子先で愛されてるのだろうか・・と、作り話ですけど、思わされた・・愛されているのなら、もしくは養父母を本当の親だと信じているのなら、悲しいですけど今更、あの女性は我が子を取り戻すのは無理だろうなぁ・・と。
ベビーベッドの下の隠し場所から、被害者のライバル達の「弱み」が出てきた・・その中にキャサリンのパパのもあったようで、「キャサリン呼んでこな!パパの弱み握れんでー!」と思ったり。でもまぁ、小切手換金したから和解したんでしたっけ?
熊~!ゴリラだったり馬だったり、意外にベガスの動物ネタ、大型獣が多いような(馬はNYにも出てきましたけど) まさにあの、ハンターの奥さんの言う通り…バチが当たったとしか思えない死に方。
ホッジスの「グレッグ・サンダースっていうばっちい奴」が…(笑)
ソフィア、ここをグッバイ発言…こうして実際、エクリーのせいで優秀な捜査官が辞めちゃうかもしれないことになった訳で、長い目で見ればCSI:ベガスの成績落ちそう=エクリー、自分で自分の首絞めることになると思うんですけどねぇ。
ソフィア、グリッソムと仲良くなったばかりか、グレッグのアパートまで行ったらしく、そしてホッジスからも愛想よくされてた…短い間にあっという間に(男子とは)仲良くなれた…この、打ち解け易さ?が、美貌や優秀さとあいまって彼女の大きな魅力なんでしょうね。人とすぐ打ち解けるタイプではないであろうサラとは正反対。でも、サラも時間はかかってもちゃんと、仲間としっかりした関係を築ける…自分を気遣ってくれるグレッグに素直に感謝するところがかわいい。
「羨望の車」…車に興味・関心がないのでよく分からない…。孫や娘によかれと遺した財産が、彼ら彼女らの為にならないどころか不幸をもたらしてる皮肉。後妻にも、不満を抱かせないだけの財産分けたれよ、お父ちゃん…(まぁ、お父ちゃんなりに分けてたのを、後妻が使い切ったorその額では不満に思うほど、後妻が強欲だったのかもしれませんが)
NYS2の第1話はいまいち、ピンときませんでしたが、マイアミS4のこの第1話は、教会に始まり、教会に終わる・・ホーさんの苦悩、それでも戦い続ける・・という意思表明を、キレイな色合いで表現しててなかなか良かった・・弱音を吐露するホーさんなんて珍しい。エリックの目が若干、うつろに見えたのは気がかりでしたが・・(ヒゲは似合ってましたけど)
それにしてもさすが、ホーさんが悩みを打ち明ける相手となると大物ですね~。枢機卿(カーディナル)!世界に70人しかいない、法王に次ぐ地位の人ですよアータ!
リックは、イェリーナにふられた傷心旅行かと思いきや、ホーさんの弱みを探す旅だったらしい・・ってか、ここまで来たら恋愛に近いような・・(笑) 嫌い嫌いも好きのうちって言うじゃないですか。この執着っぷりは、ねぇ。好きな人のルーツを探す旅だったのか・・?(笑)
マクシーヌが帰ってきて良かった・・でも逆に、タイラーがお払い箱になったらしくそれは残念・・誰だよ、あの新しいAV分析担当の男。
新面子といえばナタリアも。彼女にウルフが「やな奴」と言った時、「お~ま~え~が~ゆ~う~な~」とテレビの前の大多数の視聴者がツッコんだのではないかと思われ。でも、今回の彼は仲間とは揉めなかったのでそれはよし(←彼に求める、ハードルの低いこと×2) テレビレポーターの女に、「君のせいで僕は仲間から総スカンだ!」と怒ってた・・それなりにあの、情報漏えい+それで仲間を怒らせたことを気にかけてたのね・・(←気にかけてなきゃ完全にOUTですけど)
始まりましたよ!NYの第2シーズン。とはいえ既に2週目の放送も終わってる・・早くも周回遅れ気味(マイアミS4も・・) いや本当、見る海ドラ多すぎて。
まぁ、事件自体はどっちも大したことなかったですけど、問題はエイデン。退場へのドラマが始まってるのが・・(泣) 人としての優しさゆえに、倫(みち)を誤まってしまう訳ですね。悲しい~。かわいくてクールで、好きなんですけどね、彼女。降板、役者さん自身が望んだことか、番組側だったのかしりませんが、とにかく残念です。
それにしても、いくら血ぃ吸い過ぎたからって蚊、しばらくあのままデスクの上によくいてくれましたね。
犯人を捕まえるために横から足をひっかけてこかすダニーがワイルド(?)でよかったです。
冒頭のCSI面子のノリは結構軽かったですが(不謹慎ながら、キャサリンの一言ナイスと思った)、被害者が虐待を受けてた可能性が濃くなったことでサラが過剰に反応、容疑者である被害者の夫だけでなく、身内であるキャサリンやエクリーにまで当り散らして停職処分になってしまい、一気にシリアスモードに。
今までも、虐げられし者・・弱者と思しき人の為に、必要以上に感情的になったり無理に頑張り過ぎたり。そんな風に彼女を突き動かす「怒り」の源に、今回グリッソムがたどり着く・・。
荒んだ家庭に育ち、母が父を刺し殺した、その事実にサラは今も心を苛まされている・・と。
シャーリーズ・セロンんとこみたいな話ですけど、ちょっと違う・・?セロンのお母さんもお父さん殺してますけどしかしそれは、自身と娘を守る為の正当防衛と認められて罪には問われなかったそうで(お父さん、酒乱だったとか)
今度サラが問題を起こしたら、自身が責任をとらなければならなくなったグリッソム。勿論、部下として彼女が有能・必要だからってのがまず最初にありきな事実ですけど、やはり、ここまでくると個人としての彼女を愛してる・・ってことですよね。一度は、彼女のような若い恋人の愛を得て、そして失って殺したことで全て失ったあの医師のようにはなれない・・と、踏み込むことを留まった愛。はたして・・?
自分を縛り付ける夫から自由になりたいから、愛してるなら「殴って」か・・。しかしその「濡れ衣」を着せられたことで夫は完全に切れた・・越えてはいけない一線を越えてしまった・・と。
そう単純に割り切ってはいけないかもしれませんが・・結局は「金稼いでる(握ってる)奴が強いんだよ!」って世界だよなぁ。家事労働だって大事なお仕事・・でも、誰も換金してくんないんですよね・・。収入という、「自由」の命綱。勿論、扶養家族であることが悪い訳じゃない・・子供や病人の面倒を看なきゃいけなくてとてもじゃないけど勤めには出られないとか、しっかり家事をこなして家と家族の健康を守るとか、現金収入にならなくても家で立派に「働いて」、家庭を支えている人達はごまんといる訳ですが・・。
それでも、愛してたし愛してくれてたはずの、収入担当の人の心変わり・裏切りなんかで、にっちもさっちもいかなくなる・・今回の話のように、家庭に縛り付けられるケースなんかもある訳で、そういうリスク?を背負わされてるのは、「扶養家族」って人達の方だよなぁ・・と。収入得るのも勿論、いろいろ大変な思いをしてる・・そういう意味ではリスクはある訳ですけど。
セロンが、恋人もいて子供も欲しいけど、「結婚だけは絶対しない」と言うのも、肯ける話というか。母を愛して誇りに思ってるでしょうけど、それでも、悲惨な出来事を生じさせた結婚という結びつき・・制度には、個人的にどうしても不信を抱かずにいられないんでしょうね。
まぁ、今回の話だとそもそも「愛」というよりは「契約」・・ある意味あの、斡旋人のおばちゃんの言う通りなのかもしれませんが。
斡旋にしろ、自力でバーでひっかけるにしろ、なんにしろ人と人との出会い・・突き詰めれば「人生」そのものにリスクは付き物。怖れていては何も始まらない・・とはいえ・・。
キャサリンとウォリックという、ベガスにおける恋つわもの同士が、斡旋に対する反応で違いをみせる・・複雑なやりとりこそ、面白いんじゃない!と、斡旋なんてあり得ないというキャサリンに対し、(非モテ学生時代があるからか?)斡旋にも理解を示すウォリック。「言葉もろくに通じない相手」を「それがいいんじゃないか」・・なんか、分かるような気はします(笑)
美容室に行った時と、被害者の恋人の打ち明け話をそのまま自白に結びつけようとした時のブラス警部がお茶目(←?)でした。←自分が容疑者だったらたまんないでしょうけど。
あとめちゃんこ久しぶりに文字鑑定専門の大デブ登場。忘れた頃に出てくるね、君・・。
ヒスパニック文化ネタ。陰惨な終わり方で、ヒスパニック系の人から反発は無かったんだろうか・・と心配になるというか。ちなみに犯人役が「ザ・シューター/極大射程」の、おダサかわいいFBI捜査官ニック・メンフィス役のマイケル・ペーニャ。やっぱかわいいな、この人(演じてるキャラは最悪でしたが)
歌手の役はマイアミの、クラーボの種違いのお兄さん役の人だったんですね。
ベガが「ヒスパニックの面汚しめ!」と、あの、なんかの子孫だと自称してた妖しい男に怒ってたってことは、彼自身もヒスパニック系ってことなんですね(スペイン語も喋ってたし)
「スペイン語得意じゃないけど・・」とか言いつつ、クライマックスで結構喋ってたニック。ベガスは吹き替え派なんで字幕ほとんど見ないんですけど、こんなシーンがあると素の、役者さん自身のスペイン語で聞いてみたいような気も。
セールスマン射殺事件の方は、お年寄りを喰いものにする業界・・ってか世相への批判。戦争行ってきた世代を、ナメたらいかんぜよ!と。しかし第二次大戦時の銃・・よく暴発しませんでしたね(←手入れは行き届いていた?)
原題は「Who Shot Sherlock 」
毛皮嗜好やら吸血鬼やら、とにかく「マニア」の人達を扱った回は、題材の奇抜さ(だけ)に頼った話作りでいまいちに感じられることが多いので、コスプレの人達が出てきた時点で萎え萎え・・ちょっと視聴意欲が下がったり。コスプレ(や毛皮嗜好や吸血鬼)が悪い訳ではなく、それを切ないドラマに結び付けてくれないのが不満なんですよね。
ホームズマニアの容疑者達が、警官への夢破れた警備員、お尻触られまくりのウェイトレス、忙しい調理人・・というふうに、「夢」との落差激しく描かれてたのもなんだか、なぁ。容疑者らしく仕立てる為には仕方なかったんでしょうけど、「コスプレしてヴィクトリア朝気取ってても、普段は所詮、あくせく働く貧乏人なんだよ」ってなふうな、マニアな趣味をもつ人への・・悪意とまでは言わないにしろ、蔑む意識・・嘲笑がにじんでないかい?という気が。
警備員もウェイトレスも調理人も大事な仕事・・おのおの、誇りを持って楽しく従事してはる人も大勢いるでしょうし、それにマニアな趣味がもてるくらい(衣装とか、あれ結構金かかりそう)、金持ちな人が1人くらい交じっててもよさそうなもんですけど。
ホームズ事件のオチそのものは、「ソア橋」?・・と思わせといて、実は違ってた訳ですか。
ジープの事件。ウォリックの「しんどいのは俺の仕事?」に対するニックの「男らしい~」でしたか、あれがよかったです。本当、ニックの吹き替えサイコー!
あんなゼリー君を作って、しかもあんな再利用法・・(笑)
スタトレVOYの、水の妖精だか精霊だかの役で見て以来初めて、ホッジス(役のウォレスさん)を見た・・やっぱり面影あるなぁ・・としみじみ(同じ人なんだから当たり前だよ)