原題は「Who Shot Sherlock 」
毛皮嗜好やら吸血鬼やら、とにかく「マニア」の人達を扱った回は、題材の奇抜さ(だけ)に頼った話作りでいまいちに感じられることが多いので、コスプレの人達が出てきた時点で萎え萎え・・ちょっと視聴意欲が下がったり。コスプレ(や毛皮嗜好や吸血鬼)が悪い訳ではなく、それを切ないドラマに結び付けてくれないのが不満なんですよね。
ホームズマニアの容疑者達が、警官への夢破れた警備員、お尻触られまくりのウェイトレス、忙しい調理人・・というふうに、「夢」との落差激しく描かれてたのもなんだか、なぁ。容疑者らしく仕立てる為には仕方なかったんでしょうけど、「コスプレしてヴィクトリア朝気取ってても、普段は所詮、あくせく働く貧乏人なんだよ」ってなふうな、マニアな趣味をもつ人への・・悪意とまでは言わないにしろ、蔑む意識・・嘲笑がにじんでないかい?という気が。
警備員もウェイトレスも調理人も大事な仕事・・おのおの、誇りを持って楽しく従事してはる人も大勢いるでしょうし、それにマニアな趣味がもてるくらい(衣装とか、あれ結構金かかりそう)、金持ちな人が1人くらい交じっててもよさそうなもんですけど。
ホームズ事件のオチそのものは、「ソア橋」?・・と思わせといて、実は違ってた訳ですか。
ジープの事件。ウォリックの「しんどいのは俺の仕事?」に対するニックの「男らしい~」でしたか、あれがよかったです。本当、ニックの吹き替えサイコー!
あんなゼリー君を作って、しかもあんな再利用法・・(笑)
スタトレVOYの、水の妖精だか精霊だかの役で見て以来初めて、ホッジス(役のウォレスさん)を見た・・やっぱり面影あるなぁ・・としみじみ(同じ人なんだから当たり前だよ)