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原題は「The Dove Commision」

冒頭に映った女性2人の、ドレスといい髪の色といいよく似過ぎてて、「シャーロットはグレースと間違われて撃たれた・・つまり、狙いはスタンウィック(だけ)ではなかったんじゃ・・」と大体予想がつきましたし、内部調査官のおっちゃんも出た瞬間あやしい・・と思ったら案の定、本ボシでしたし、謎解きとしては少々、物足りない回。動機も情けない・・駄目駄目でしたし。

でも、凶器が意外で、それはよかったかも。NY警察はあんな小型へリを採用してるんですね~。

白タク事件の方は、子供の頃のイヤな思い出のせいで感情的過ぎるダニーが、まだ何も分からない段階で、被害者が浮気してたかのようなことを遺族である子供の前で匂わし、いくら何でもおいおい・・という感じ。最後ちゃんと子供に謝りに行ってたのでぎりぎり許せますけど(謝りに行かなかったらエイデンに縊り殺されそう)、もうちょっと感情セーブしなきゃですよ。勿論、子供の頃のイヤな思い出・・親父ともどもボコられたってのには同情しますけど。

・・でも、そういう感情的過ぎて駄目駄目なふるまいしてても、男前度は下がらないからいい男は得よね~というか(笑)
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原題は「Fahrenheit 932」

デーモンってすごい名前ですね・・ってのはともかく。

最初に拘置所から荷物が届いた時のブラス警部の反応は確かに分かります(笑) ってか、主任図太過ぎ! 

得意分野の賭け事の事件の方には断固、ウォリックの首を突っ込ませない!という主任の親心・・愛ですねぇ(しみじみ) 本当もう、主任はウォリックの「お父さん」

ランナーと100ドルの賭けをして負けたニックが、相手の前では強がってたのが、直後悔しそうにするのが人間臭くて・・(笑) しかし、その賭けに負けて、ランナーに100ドル払いに行った、その結果真犯人に気付くことが出来た・・というオチがなかなかイキやないですか。

そして火事の事件。最後無実が証明されてシャバに戻ってきたデーモン。気持ちは「重い」と言ってましたがそれで当然。刑事的に罪に問われることはなくても、夫婦喧嘩の巻き添えで結果息子を死なせた、倫理的な責任のいくらかはあるんですから(勿論、あんなん投げて、かつ後始末しなかった奥さんの方が責任は重いとはいえ)

レイチェルと新しい家族・・子供をつくっても、死なせた息子のことを一生、忘れてはいけない・・そして二度と、同じ過ちは繰り返さないでほしいもんです。
原題は「The 1-15 Murders」

本筋の連続殺人、最後冷凍車の荷台の中から見つかった遺体の惨たらしさといい、おぞぞ・・とする事件でしたが、犯人が犯行に至った経緯やあの、共犯の女のこととか、とにかく事件の背景が描かれなかったのがちょっと、物足りなく感じました。

やはり1話に3事件は多い・・ニックの事件はまた、別の回で描いて、その時間を本筋の連続殺人に回せばよかったんじゃ・・という気が。ニックの事件が面白くなかった訳ではないんですが。

ニックの事件はあの、乳首の彼女・・(笑) 事件の関係者と深い仲にはなれませんし、ニックもそんな気はないでしょうけど、それでも彼女のためにいろいろしてあげる・・たとえ、敬愛する上司に疑われても・・なニックは本当、優しい人ですね。ニックといえば、サラに「ホモじゃないの?」と言われた時のカエシ・・「グレるよ~!?」の言い方が最高(笑) ニックも「吹き替えの妙技」を感じるキャラですね。

それにしても、ニックとグレッグの、会話だけでも唾とんでるよ・・というシーンを見て、イヤな上司と面と向かって話すのがイヤになった人は多そうな・・。

ウォリックのギャンブル疑惑は誤解だったことが最後、判明。いちいち自己弁明しないウォリックは男らしかったですけど、誤解して怒るサラの気持ちも分かる・・誤解だってんなら、グリッソムも彼女に事情を話してあげればいいのに。

先にゲロった方と司法取引するぞ~というブラス警部。その後の女の犯人のあしらい方といい、上手い・・さすがに手馴れてますね・・という感じ。
原題は「Sex, Lies and Larvae」

サラはいつもビーフジャーキーを持ち歩いてるんですか・・?(笑)

どう考えてもクロ!な容疑者を前にして、喧嘩をしてしまう・・感情的になってしまうサラ。たしかにあいつ、超感じ悪い奴でしたけど、喧嘩ごしになっちゃ駄目じゃん~!と思いましたが、結局はその、サラの情熱がグリッソムを動かし、犯人逮捕へと繋がっていく・・。

捜査官は感情的になりすぎては駄目、同情しすぎては駄目・・でも、それらの人間らしい感情を閉ざし、ただただ、効率や上司の意向や、そういったものにしか心を配れないようになってしまっては本末転倒。

いっけん危うげで、上司受けや他人受けはしなさげなサラの気性ですが、それも彼女を彼女たらしめている大事な要素のひとつ・・というか。その情熱も、捜査官として大事なんですよね・・。なんか初めて、彼女を好きになれたかも・・という感じ。

「あたしと寝たい?」にはドッキリ(笑)

絵画の事件の方は、「かまって欲しかったから」・・あんな大きくなっても子供は「子供」なんですね・・ってか、本当の子供だった時に十分かまって貰えなかった反動か・・。

そういえば私が子供の頃、家の前で父親とバドミントンをして遊んでいたら、近所の奥さん方が、「お父さんに遊んで貰えていいわね~」的なことを言ってて、「父親が遊んでくれる」のは当たり前じゃないのか?と不思議に思ったことが。世の中は、必ずしも「それ」が当たり前ではなかったんですね。

ニックは、美女刑事を一ヶ月前に食事に誘ってそれ以来音沙汰なし・・。何か気にいらない・・フィーリングのあわないものを感じたんですかね。向こうさんは乗り気みたいなのに。

そして!ウォリックのギャンブル疑惑再燃!続きが気になりますワ!

gil1.png原題は「Unfriendly Skies」

誰も思い至らなかった、死んだ男を「救えたかもしれない」可能性を指摘するグリッソムがさすがの着眼点。

確かに機内で暴れられたらこっちも命の危険を感じるかもしれませんが、それ以前のもっと早い段階で、誰かひとりでも、彼の様子が変なのは病気のせいなんじゃ・・と思い至っていたら・・悪い人だと決め付ける前に、優しい労わりの言葉をかけていれば、誰ひとり死なずに済んだのかもしれない・・。

(外科が専門とはいえ)医者が同乗していただけ、救えた可能性はなおさら高かったかもしれないのに、その可能性を皆で潰した・・。

サラ達は同乗者の立場だったら・・と想像してましたが、逆に死んだ男の立場に、自分や家族がなる可能性もある訳で・・。

まさに「情けは人のためならず」  他者に思いやりの心をもって接することで結果、社会が良くなっていき、自分や家族に還元されていくであろう・・という。先日見た、マイケル・ムーアの「シッコ」を思い出したり。

最期のその日まで、決して自分のとった行動は間違っていなかった・・と信じ続けて生きていける人もいるでしょう。しかし逆に、「いくらなんでもやりすぎてしまった・・」と、罪の意識に苛まされる人も・・彼を殴ったor 蹴った感触を、自分達を見送るグリッソムの、全てを見通した目を、忘れ得ない人も出てくるかもしれません。

彼を救えていたら、自分も「救えて」いたかもしれないのに・・。

ブラス警部が子供あしらいが上手くて微笑ましかったですね。「私はジム」・・ジャン・リュックじゃないの?(←TNGを吹き替えで見てた方にしか通じないネタはやめよう) みんな「ブラス警部」って呼ぶから忘れてましたわ・・。それにしても、ピカードの声でカークのファーストネームを名乗るってのも妙な感じ(←スタトレネタしつこい)

グリッソムとサラの機内のトイレでの会話は、あの2人だからこそ・・でしたね。あの組み合わせでなければただのセクハラですよ!(笑)

事件の再現で夫婦役をやるニックとウォリックも面白い。

原題は「Anonymous」

あの、第一話で未解決だった、自殺を装った他殺の事件と、全く同じ手口の事件が発生した訳ですが・・。

前の事件でも、そして今回でも、ハロウィン人形の造型師の指紋が出てきた・・二つの事件で同じ人間が浮かんできた、その時点で疑えよグリッソム~(前ん時の言い訳なんか信じるな~)!出されたコーヒー飲むな~!帳簿つけてないって時点であやしいだろう~!(←そもそも、刑事的にOKでも民事的にNGじゃないんでしょうか・・?)

でもとにかく、こういう「またいつ出てくるか分からない強敵」っていう存在は面白いですね。お父さんのことは本当に気の毒だった訳ですけど、だからといって、父の亡くなった日に生まれた・・というだけの人を自殺に見せかけて殺し、(グリッソム個人に・・というよりは)父の死に対して無力だった「法」そのものに挑戦するなんて・・。

ウォリックとニックの方はほのぼの・・2人の仲の良さがほほえましかったですけど、やっぱ賭けるのはいかがなものかと(また悪い虫が騒ぎ出しますよウォリック) 2人が賭けてると知った医者の表情が面白かったです。

面白かったといえば、ブラス警部の作戦も。ハンバーガーですか・・(笑) で、その作戦で捕まったルンペンのおっちゃん(役の人)も、なんかいい味出してましたね。

h8.png原題は「Broken」

たまたまですけど、(これの前見てたベガスと)2話続けて子供(幼女)が性犯罪の被害に遭う話で、鬱~。

事件そのものもですけど、「子供がいない」となると、警報→シャッターが下りて遊園地が監獄に早変わりする・・つまりそれだけ事件が頻発してるからこそ、そんなシステムになってる訳で、その事実にさらに陰鬱な気分に・・。

ちなみにひとりで吹き替えで見て、その後会社から帰ってきた次姉と字幕で見たんですが、次姉が、ホレイショが最初にラメをトイレで発見した時点ですぐに「従業員の制服やろ」と言ったのにはちょっと驚き。結構見る目あるじゃん・・というか。「遊園地」で働いてるせいか?(裏方ですけど)

被害者と同じ年頃の子をもつ母親としてのアレックスの気持ちが描かれてたのがよかったですね。そりゃ、たまんないですよね・・。

被害者の遺体に、拘束をいやがる馬鹿容疑者に、埋められてた子の下着に、それぞれ彼らしい反応を示すスピードルもいい感じでした。

カリーにコーヒーを・・というくだり、ホレイショが声出して笑ってるのはなんか、珍しいような。

それにしてもおそろしいのは、スチュアートがまた登場するってことですよね・・。

原題は・・IMDbによると「Blood Drops 」。日本の公式サイトだと「Blood Ties」なんですけど。

ダコタ・ファニング!妹はマイアミに出てましたけど、先に姉さんが本家に出てた訳ですな。さすがに演技上手い&かわいい。

それにしても超陰惨な事件でしたね・・。

禽獣にも劣る輩達とはいえ殺さず、告発すべきだったとは思いますが、そうすることでブレンダが出生の秘密を知ってしまうことを、ティーナは懼れたのか・・。

自分達への性犯罪において、主犯の父や従犯の母をティーナが殺したいほど憎むのはよく分かる・・では、兄弟達までも殺させたのは、犯行の本当の目的を覆い隠すためだったのか、もしくは、兄弟達も母と「同罪」・・知っていながら、助けてくれなかったからなのか・・。どっちだったとしても本当もぅ・・。

そんな悲惨な環境では、ティーナがヤリ○ンになるのも分かる・・ってか、そうすることで、自分(というかブレンダ)の為に、家族を殺してくれる人を、ティーナは探し求めていたんだろうな・・と思うと・・。

分かり易い、ベタな嫌味キャラ(笑)・・昼の方の主任登場。ヤな奴ですけど、グリッソムが、ソフトボール大会の事とかで言い争ってるのが身内の喧嘩という感じで、勿論こいつも相当に困ったちゃんなんでしょうけど(獅子身中の虫って奴?)、やっぱ本当の敵は悪意ある「犯罪者」というか。

仕事頑張ってるのに、エディの告げ口でお役所に育児怠慢ちゃうんかと言われるキャサリンが気の毒~。「僕の娘でもある」ゆうんやったら育児もっと手伝えよ!ここ数回、キャサリンは感情的過ぎてどうよ?という気もしてましたが、今回は本当、気の毒過ぎて同情。

「子供苦手」と公言しつつも、ブレンダになつかれるサラ・・の図が、微笑ましかったですね。
h7.png原題は「Ashes to Ashes」

♪下水の中には~ワニがいる~・・お国が違えば、下水内の配管工(でしたっけ?)も命懸けの商売!

神父の遺体の弾道の説明の時、ちょっとカリー(達)はしゃぎ過ぎちゃいましたか・・?一応、無念の死をとげたご遺体・・しかも聖職者なんですからもうちょっと丁寧に・・。

神父といえば、結局彼のもってたコンドームは何だったのか謎のまま・・まさに、神のみぞ知る。「没収しただけじゃない?」というメーガンに対してスピードルが、「んな訳ないだろう?」とか言ってた、あの言い方が面白かった・・竹田さんの吹き替え、好きだなぁ~(しみじみ)

大人のおもちゃ屋さんの住所をソラで書けるホー様・・(笑) 店のことを知ってるだけなら、仕事上で知った・・って説明できますけど、住所を暗記ってのはねぇ。限りなく黒に近い白ですワ(笑)

ホレイショがアレックスに、被害者の遺体から胎児を取り出して貰い、それをラボの人間に渡す時にかかったBGMが、2000年の韓国映画「JSA」のラストに流れる「別れ」という曲だったような・・?(第1シーズンは2002年放映なんで十分、可能性はある)

断言は出来ませんけど、多分その曲・・マイアミの製作の人が「JSA」のサントラ聞いてた(もしくは「JSA」自体を見た)のか・・と思うと妙な感じ。なまじ好きな映画で何回も見てる&サントラを聞いてるので、あの曲が流れると、ソフィーとスヒョクが抱き合って別れ・・そしてその後の・・と、映画本編のシーンがありありと脳裏に浮かぶ・・マイアミを見てるのに気分は一気に韓流。

デルコにもう、ジープを調べ尽くした・・と言われた時の、「あいつを野放しにするのか」というホー様の悲しそうな顔にグッときた・・あんな顔をされちゃ、デルコもたまんない・・惚れてしまう今回は駄目でも、次はきっと、この人を満足させられる証拠をあげたい・・って思ったでしょうね。

そして最後、まんまと法の網をかいくぐりやがった容疑者・・胎児の父親に、胎児が2歳まで育っていた場合の予想写真を見せるという、手の込んだ嫌がらせに出たホー様!その後の台詞がちょっと、吹き替えと字幕で違ってた・・吹き替えだと「毎年お前に会いに行く」でしたが(ドリカムの「忘れないで」かよ!)、字幕だと「いつか刑務所に叩き込んでやる」とか、そういう意味でしたね。

吹き替えでも字幕でも、「この子の誕生日を忘れるな!」とか言ってましたけど、生まれてくることがかなわなかったこの子に、「誕生日」は無いんじゃないですか・・?と野暮天ツッコミ。

でも勿論、言いたいことは分かります・・。神父の葬式に参列したホー様は、聖母子像に、「誕生日」を持ち得なかった子の写真を供える・・。

いや~マイアミS1面白いですね~。また半額ん時借りてこようっと。
原題は「Bloodlines」

犯人の顔を見てる被害者を1人にするなよ~!まぁ、仕事もあるってことで本人が望んで警察出て行ったのかもしれませんが・・。保護プログラムとか無いの?

犯人の顔を見たし、辛かったであろう面通しにも耐えて犯人を名指ししたのに捕まえて貰えず野放し・・結果再レイプされて殺された被害者が、今までCSI:で見た中で一番、悲惨かつ気の毒・・。

まぁ、DNAが一致しなかったんで警察としても捕まえられなかった訳ですが。(犯人逮捕の上で)必ずしもDNAが万能ではない・・という面を今回、露呈したということですか・・。

被害者が面通しで犯人だと名指しした時点で、精液そのもので鑑定できなかったんですかね・・(そこまでは出来なかった・・ってことなんでしょうけど)

犯人役の役者さん、主任にDNAを二種もってることがバレた時のあの、犯罪者の陰惨な表情に変わるとこ・・なかなか、医者としての顔との演じ分けが上手かったような。

殺害現場近くでサラと組んでて、犯人の兄弟捕まえた刑事さん、前に駅伝の時に、派手な下着に関してお茶目発言しててかわいかったあの人?

最後、サラが飲酒運転してとっ捕まるも、お目こぼしして貰う・・身内に甘いぞ!警察!昇進に推薦して貰えなかったことをまだ、ひきずってるふうでしたが・・。何故、彼女はそこまでこだわるのか?上昇志向が強いのか、もしくは大好きな主任に認めて貰えなかったことこそがショックなのか。

どっちにしろ、飲酒運転はまずいッスよ!
AXN視聴ベースで感想書いてます。ブログ内の画像の無断転載・二次使用はお控え願います。
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