雪の中の撲殺死体事件・・防寒着姿のマックがかわいい・・(不謹慎) 現場で「クッキング」だし。「マックかわいい」と言えば、ダニーと話してた時の、銃を装備してた姿もかわいかった・・(もう、「かわいい」しか単語が出てこない模様。マックに関しては)
それにしてもマックは、ポールの母に、「落ち度は犯人にある。必ず犯人を捕まえます」と約束しましたが、ポールは被害者であると同時に加害者・・人殺しでもあったことが判明した訳で・・。その伝え難い事実を、マックが直接ポールの母に伝えることは無かったかもしれませんが、とにかくあの母の心境を思い、彼が多少なりとも心を痛めたであろうことを思うと・・。
そして、せっかく捕まえたギャングスタな犯人が「ダニーに訊いてみろ。俺の釈放される確率を」と言うのを、傍で聞いてたダニーの、眼鏡を外したあの、辛そうな顔!ダ、ダニー!(←変なスイッチが入った模様)
もういっこの、性感マッサージ嬢の事件の方はナンダカナ~でしたが・・。犯人、はやとちり過ぎるって!ボスがあんな、おっとろしい夫付きの女と一緒になるかっつーの!(まぁ、あの夫のことはボスも知らなかったでしょうけど)
しかし、元からの、素人さん相手の既存の浮気を調査させて証拠をつかむってんならともかく、金を払った調査員に誘惑させて、夫が応じたらそれを証拠に離婚ってのは、フェアじゃないなぁ・・って気が。おとり捜査が認められてる国と、そうでない国の、感じ方の違いなのかもしれませんが。
妻の、そういう形の裏切りを許せないと思うトリップの気持ちはよく分かる・・。勿論、奥さんにそんな行動をとらせてしまうだけの何かを、トリップがしてきた(もしくは「してこなかった」)ってのも多少あるであろうことを思えば、一概に奥さんだけを責めるのは酷かもしれませんけど。
縁あって、好きあって、一緒になったはずの夫婦が、裏切り、裏切られ、憎しみあって別れていく・・。そのことがただただ、悲しいというか・・。
トリップが事件に関わってるかも?と、独りでやきもきするデルコ・・上司(ホレイショ)に報告しろよ~!と、こっちがやきもき。
最後、落ち込んでバーのカウンターでやけ酒のトリップの隣に座って、コーヒーを注文するホレイショ・・(メンタルにしろ、フィジカルにしろ)傷付いて、弱っていたら、誰彼かまわず・・たとえ中年ハゲでも(笑)、隣にそっと寄り添って励ます、主任の見境のない優しさ。
ミセス・アバナシーは夫を亡くした後、独りで精一杯、ボケかけた母と子供2人の面倒を看てきた・・でも、どうしても無理が出て、彼女も母も娘も、刺々しい言葉と態度で接しあい、その結果、一番幼い、無垢な息子サムの心を傷つけ、悲劇が起きた・・。放火事件という観点に立てばサムは加害者ですけど、問題の全体を見渡せば、彼は被害者でもある訳で・・。
「言霊」という邦題は上手いですね。
やはり、お互いギスギスして暮らす位なら、ミセス・アバナシーも母を施設に預けるとかして、なんとか打開策を見出すべきだったんでしょうけど・・。でもそう、上手い打開策も見つからなかったんでしょうね。母が施設に入ることを拒んだ可能性もありますし。
キャサリンの事情聴取で、ミセス・アバナシーが「こんなはずじゃなかった・・。週末は母に子供を預けて夫とデートする・・そんな人生のはずだったのに・・」と嘆くのが印象的。誰にでも起こり得る・・陥る可能性はある「落とし穴」なだけに・・。特に悪いことをした訳でなくても、こういうのにはまり込んじゃうのが人生の恐ろしさ・・というか。
野球部が、下級生からまきあげた金で娼婦を買ってる・・という時の、グレッグの「高校生は独りでシコシコやってろ」が笑えました。容疑者の放火未遂犯の女性を、ずっと「ニックの彼女」呼ばわりしてるのも。
電化製品に限らず、ソファーとかの家具も、ある程度年数たったら買い替えた方がいいのね・・という話でもあり(売られた時は合法の原料でも、数年後には非合法になってる場合もある・・と) まぁ、アバナシー家の経済事情で買い替えは、難しかったでしょうけど。
娘が死んだって時や、その後サムに接する時とかの、ウォリックの切なげモード全開(?)な様子にちょっとウッとくる・・。逆に、ご陽気(?)なニックも、いい感じ。
ベガスは意識して吹き替えで見てて、サラの吹き替えがちょっと時々、はすっぱな物言い(?)で、何か気になります。他の人は皆気に入ってるので、今後も吹き替えで見ていくでしょうけど。
しかし犯人の動機は、そのかわいこちゃん達の笑顔を、管理人(?)の立場で眺め続けるうちに、「自分に向けられたものだ」と勘違いし出した故・・という、痛々しいもの。
あくまで送り手側の、金のためのエロいサービスであって、受け手も、それを割り切って享受しているうちはいいんでしょうけど、こういう勘違いが発生すると、悲惨な出来事が・・。やはり、管理人=彼女達の笑顔を見るのに、金を払わない立場だった・・なまじ、近くにいて生身の彼女達を知ってる・・ってのがアレだったのか・・。
で、もう一個の筋では、以前ホレイショが保護した、レイモンドのことを知ってた元ジャンキー・スージー登場。彼女の、今の夫ボブとの娘ということになってるマディソンは、実はレイモンドの娘だということが発覚。
姪のためでもある訳ですが、スージーをボブと別れさせ、立ち直させようとし、一方、レイモンドの妻であるイェリーナをも、傷つけないよう、配慮するホレイショ。
スージーが、マディソンの存在を「奥さん(イェリーナ)が知ったらショックを受ける」と、気遣ってたのが印象的。一時薬に溺れてしまってたり、駄目亭主と別れられなかったりした彼女ですが、結構、人のことを思い遣れる優しさがあるんだな・・と(そういえば、前に関わった事件でも殺人を止めようとしてた訳ですし) そんな彼女だからこそ、レイモンドも愛し、庇った・・そしてホレイショも、力になってあげようとする・・。
最後、スージー&イェリーナに、「いつでも頼れ」と言うホレイショ。本当、頼られるのが好きよねぇ。捜査で悪を摘発し、頼ってくるものを守り・・そうすることで「生きてる」ことを、自分の存在価値を、実感する・・ってタイプなんでしょうけど。たまにはアンタも誰かに頼れよ~!と言うか。
前からちょくちょく出てるDNA分析官の彼女、美人で気になります。英語で見てると彼女は結構、ホレイショにかしこまった敬語を使ってるっぽくて(語尾で「sir」って言ってる)、カリー達とかとは違う距離感で彼に接してるんだな・・という感じ。
「見えない炎」ってのは怖いですね。
今回のMVPは、ダイナマイトボディを惜しげもなく、白いタンクトップいっちょで包んでレース会場を徘徊、レーサーの協力をとりつけたカリーの確信犯っぷり(笑) そりゃ、連中もデルデル(←?)よりは美女のがええわなぁ。その後、パーティーにもその格好で行ってるのはどうかと思いますが・・(笑) まぁ、彼女は勤務時間中・・別に客として行った訳ではないんですから、あれでOKか・・。
ジミーが署にしょっぴかれた時のアレックスのミーハーっぷりも愉しい(笑)
で、やや逃げ遅れ気味の夫婦の車にぶつかってきたのは、こんな時に・・いや、こんな時だからこそサーフィンをやっていてハリケーンに飛ばされたという馬鹿(byスピードル) 横殴りの雨で溺死て・・(怖) 国が違えばここまで違うのね・・と、日本ではまずあり得ない死因にびっくり。
でもまぁ、この馬鹿のおかげでマーティンを死なせたのはトッドだと分かった訳で、まさに天網恢恢疎にして漏らさず・・というやつ。それにしても、ギャングから逃げてるくせに、「ジョン・スミス」などというあからさまな偽名を使ってた辺りも馬鹿ですよね、彼(もうちょっと本名っぽい偽名を名乗れよ) ・・・・そこら辺も、「スリル」のうちだった?
カリーの楽観的な考え方はいいですよね。
お約束とはいえ、惨状の街を調べるホーたん(←?)一味の家は皆、大丈夫だった模様・・せいぜい、イェリーナんちの雨戸が飛ばされた程度。ひとり位、屋根が吹っ飛ばされて、しばらく主任んちに居候を余儀なくされるおっちょこちょいはおらんのかい!という感じ(そつが無さ過ぎるぜ、皆・・)
庭のフェンス事件の真相・・家を守ろうとして命を落とした&結果的に人を死なせて人生を破滅させた、2人の男。ささいなことでついカッとなって、何が大事かを見誤る・・どちらかというと男性の方が犯しがちなミスのような。駅で、しょうもないことで喧嘩して殺人にまで発展とか、女性ではあまりないでしょう?男はプライドに固執するから・・(女は「実」をとる)
もう一個の、兆弾事件の方といい、自分に直接非があるかどうかは別にして、目の前で惨事が起きているのに見捨てる・・助けようとしない意気地の無さ、自己中心さこそが罪・・というか。
今回の事件の教訓・・「フロリダに住んでるなら、ハシゴぐらい買っとけ」(←違)
カリーはトリップ刑事とコンビ。ヘイゲンとだと情がからんで喧嘩するから、この組み合わせのがいいなぁ。
で、今回のホーたんことケイン警部補。ハリケーンの真っ只中、女性を助けてなおかつ彼女に罵られ、デコに傷まで負っていた・・(笑) 最後、イェリーナを視姦+家に押しかける口実を述べていた(←おい)ホレイショんとこに、謝りにきたその女性・・若くて美人じゃないですかっ!(更笑) ・・・・絶対、選んで助けてるよこの男・・。
まぁ冗談はさておき。大勢の人が亡くなった惨事ではありましたが、最後は晴れ晴れ・・まさに台風一過というやつで、赤ん坊は生まれ、電気は復旧し、人々は家に帰り、ホレイショは「家族」のために釘を抜く・・(←絵ヅラが想像出来ませんが・・。銃のグリップではなく、釘抜き握ってるご主任なんて・・)
自然の脅威を描いているようでいて実は、その下でのエゴにあふれた出来事や、再生・・人間のもつ、醜さ・逞しさを描いている訳で。
カリーといえば、恋人(刑事)と父親(国選弁護人)の板ばさみになって気の毒。
ヘイゲンも、証拠を重要視しなかったり、ちょっと・・いや、かなり困ったちゃんな刑事ではありますが、根本的には悪い人ではない(今んとこは、ね)・・だからこそ、カリーも心を許したんでしょうし、最後、またお酒に手を出しちゃったカリー父を回収(←物扱い)してきてくれたり。
カリー父も、お酒を断って立ち直ろう、被告人を信じよう・・と張り切ったその結果、本当はクロだった被告人の司法取引の機会を失わせ、最悪の結果に至らせたことで自責の念に苛まされ・・。
一番悪いのは過剰防衛で人殺しちゃった被告人な訳ですけど、彼女を法の名のもと、有罪にしよう、無罪にしようと張り切った男二人と、彼らを愛する一人の女性が、傷付いた・・。
悪いことをした人間は有罪にしなきゃいけませんし(検察&警察)、逆に、悪いことをしなかった人は無罪にしなきゃいけない(弁護人)、そして真実を明らかにするために、カリー達CSIがいる・・。三者は皆、社会を成り立たせていく上でひとつたりとも欠かすことが出来ない重要なセクションではありますが、その取り扱う案件は、過失ばかりならまだしも、ほんとんどが故意・・悪意によるえげつない事件。
やはり、人の悪意に接する・・接しなければいけない職業ってのは大変・・本当にご苦労様というか。多かれ少なかれ、その過程で心身にダメージを喰らう訳で・・。えげつない犯人の行動&言動だけでなく、遺族の言葉とかにも傷付くこともあるでしょうし。
勿論、皆が皆、高潔な意思でもってして奉職したとは限らない・・前職より、サラリーが良かったから・・とかいう理由だったりするかもしれません。それでも大多数の人は、世のため人のため、役に立つ仕事をしたいと願い、かつその願いを適えられるだけの資質・能力をもった上で、警察に入ったり弁護士になったはず。
そんな、優しい、公共心あふれる心と立派な能力をもった人(達)が、傷付かざるを得ない職場・・。
無くなったら困る・・そんな、素敵な人(達)にこそいて欲しい職場ではありますが、でも、その人(達)は傷付ていく・・あぁ、なんか矛盾というか、どうすりゃいいの?という感じ。
少しでも犯罪、及びそれに手を染める人間が、減ってくれることを願うしかない・・。
カリー父(をやってる役者さん)はなんか、少し前・・今ほど老け込む前の(ウィリアム・)シャトナーっぽい感じが。
スピードル「このクラブは客を選ばない」
デルコ 「だからあんたも通ってたのか」
デルコも今はこうして、軽口をスピードルに言ってられる・・受け止めて(?)貰える訳ですが・・。
でも、カリーに頼まれて車内の事件を調べてる時の彼は、(当たり前ですが)ちゃんと仕事が出来て、それなりにしっかりしてきたかな・・という感じ。
ごみ箱をあさり、便器に手を突っ込み、血塗れの死体に向き合い、時には犯罪者の逆恨みの矢面に立たされる・・。なんぼのサラリーであろうと、決して見合うとは言えなさそうな、本当にご苦労さんな仕事な訳ですけど、それでも、真実を解き明かし、被害者や遺族の無念を少しでも晴らし、「犯罪を犯せば捕まるんだ」という認識を広めることで、犯罪抑止力となり、社会の秩序を保つ・・。
ホレイショやカリー達は架空の人物ですけど、彼らのような人達・・今日も、この瞬間も、現実に犯罪と直接対峙してる公務員は全世界に大勢いる訳で・・。彼らが傷付く機会が少しでも少なくすむよう、かつ公平な捜査・裁判が行われることを、願ってやみません。
どろどろしたドッグショーの世界に、面喰らい気味(?)のマックがかわいかった・・シニーズの微妙な表情(の変化)見てるだけで楽しいというか。最後、ステラとショー見に行ってるし(笑) 基本的に犬は好きなんでしょうね。こうしてアフター5を同僚と愉しむ余裕も出てきた訳で、だいぶ、妻を亡くした悲しみから立ち直りつつある模様。
メッセンジャーボーイの事件の方で、少年愛嗜好の前科者に尋問した時のダニーの、「育ち過ぎてて悪かったな」という趣旨の台詞が笑えた・・確かに彼も、昔は少年だった訳で。
メッセンジャーボーイ殺害犯を逮捕した直後に、危険運転のメッセンジャーボーイに怒鳴り返すステラ・・という皮肉なオチもいい感じ。そんな彼らを必要とする、社会そのものが急ぎ過ぎ・・せっかち過ぎるんでしょうね。
異常に体温の高いキレ易い男に主任が首絞められた!直後に男死亡!ということで、「すわ!主任、危険な病気に感染か!」と思ったら、「単に平熱が高いだけ」て・・(余談ながら、次姉の知人にも平熱38度って人がいて、学校時代は予防接種を受けるのに難儀したそうで・・「熱、高いから止めておこうか」「いや、平熱なんです・・」)
「こんな凶暴な男が38年?間、一回も捕まらなかったのか?」という提起にも、特に回答は無かったですし、最後も「え、これで終わり?」ってな感じの終わり方で肩透かし~。
第4シーズンということで、ネタが尽きかけてる?のかマンネリしてるのか、この前のピエロの話といい、なんだかな~な感じです。
ちなみに、日本で実際に起きた、臨月妊婦殺害&胎児引きずり出し事件の詳細はこちら。
でも今回は、「俺は繊維の神様だ」の回なので久しぶりに吹き替えで視聴。運昇さんも渋くて素敵でいいんですけど、イェリーナの吹き替え声がちょっと気に入らない・・(声優さん、すいません) やはりマイアミは極力字幕で行こう・・と決心(でも、字幕の方って1回しか放送してない上に、吹き替えの方が先に放映・・結局なし崩し的に吹き替えで見ちゃいそうな・・)
「繊維の神様」・・ものすごい意訳なのかと思いきや、原語でも「fiber king」・・大して変わんね~!(笑)
この回がエル・ファニングの出てる回だったんですね。
少女を誘拐したらしい容疑者の家を発見、武装警官に突入の指示を出すホレイショ・・で、複数の武装警官がわらわらと容疑者に銃突きつけてて、これで十分と思われるのに、一緒に銃突きつけてるご主任様(笑) あんたはいいやろ!と思うのですが、とにかく(銃を)抜かないと気がすまないご様子・・。まぁ、気の済むようさせてあげるのが一番か・・。
少女の死体を食べちゃったクロコダイル発見・・のくだりでは(次姉も一緒に見てたので・・一人でやってたらアホです)アテレコ大会スタート・・「殺(や)ったのは俺やない!俺が喰うた時にはもう、死んどったんや!・・・うげ~!(胃洗浄)」
それにしてもあの、クロコダイル捜索のくだり。一匹一匹捕まえて番号を照合・・ドラマだからいいようなもんですが、現実で実際にやるとなると、目的の一匹を捕まえるまで他のやつをキープしとかないと、放したらまた、同じやつを捕まえちゃってイーッ!となりそう・・。理論上・・というか、可能性としては、目的の一匹が最後の一匹になるかもしれない・・つまり、約2999匹を一時プールする必要に迫られるかもしれない訳で、そんなスペースあるんだろうか・・?と、本筋と関係ないどうでもいい部分ですが気になったり。
ワニといえば、デルコと友達のあの専門家は、役者さんというよりは、元から本物の専門家に、ついでで役を演じて貰ったんだろうか?・・と思ったら、案の定そうでした。
白人の、金髪の女の子が誘拐されたり殺されたり・・となったら大騒ぎのくせに(ジョンベネちゃん事件もそうか)、ヒスパニック系や黒人だと無関心・・そういう問題点を扱った話だったんですね。
それに憤るデルコの気持ちに、そっと寄り添ってあげるカリーがいい感じ。こういう、ちょっと擬似姉弟的?な心の交流ってなんか好きですわ~(TNGならディアナとデータ、DS9ならジャッジアとジュリアンのような)