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原題は(IMDbによると)「Double Jeopardy 」 映画のタイトルにもなりましたから、洋画・海ドラファンなら意味をご存知の方も多いと思いますが、「同じ罪で、同じ被告を二度裁くことは出来ない」…という、アレ。ちなみに角川の公式サイトでは、「Bouble Jeopardy」となってるんですけど…?(Boubleって単語自体が辞書にない…DとBを間違ってるんではないかと)

今回の場合、死体無しでも有罪に出来るとふんで裁判に持ち込んだ検事の判断ミス(?)で結局、裁判でメリッサ殺しでスティーヴンの無罪が確定した後に、メリッサの死体が発見された…。このことで、ダブル・ジョパディーの原則に従い、スティーヴンを少なくともメリッサ殺しで有罪にすることは出来なくなった…ってのが、問題になった訳で。

3つの殺人、隠された真の動機、娘を思う父の心情、そんな彼に精一杯のことをしてやろうというホレイショ、勝ち=自分の利益にばかりこだわってはいるけれど、「差別を許してはいけない」という社会原則…大事な部分には同意を示してくれた検事、真の主犯、エリカの襲撃(笑)にあい、ウルフの気持ちを理解するデルコ、「かわいい子ね」と被害者の写真に呟くカリー、埋められちゃった!遺棄現場…etc。今回はなかなか、見ごたえがありましたね~。

最後、テレサ殺しで裁かれることになったスティーヴン…メリッサへの、殺人では裁けなくなったし、実際に主犯ではなかったけれど、共犯には違いなかったスティーヴンを、メリッサに対する人種差別の罪でも裁いて欲しい…メリッサの父の為に…ってホーさんが良かったですね~。

本当、人種差別主義者と知った時点でスティーヴンをあきらめて、離婚すればよかったのに、メリッサ。自分の命は、自分だけのものではない…自分の、スティーヴンを諦めない…という行動で結果、殺されて父を悲しませることになってしまって…。勿論、殺したアリソンとスティーヴンが一番悪い訳ですけど。ホーさんが慰めてた通り、どうするかは自分が決めること…。判断力のない子供ではなく、もう成人してたメリッサ自身が、あくまでこだわって、その結果殺されてしまったんですから、お父さんには全く、落ち度はない訳ですが…。それでもやはり、親なら自分を責めてしまうもんなんですよね~。本当、ひどい奴だよ、アリソン&スティーヴン。

デブラ殺しの犯人の、「俺は怪物じゃない」に対するホーさんの、「デブラはそうは思わないだろうな」もナイスでした。「色目使ってきたくせに」って、それ自体があんたの勝手な解釈なんだよ!犯人!本当、滑稽なまでに人間って、「自分(の考え)」に囚われ過ぎな生き物なんですよね…。

一番、どっかで見たふうだったメリッサのお父さんが、ベガスで二度、疑われる警官フロマンスキー役、あと映画ターミネーター3でヒロインの父役だった、デヴィッド・アンドリュースでした。スティーヴンは同じくベガスの「物言わぬ反撃者」の、出産後初のおでかけで行方不明になったローリーの夫役の人。
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