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原題は「The Execution Of Catherine Willows」

死刑囚マザース、自業自得とはいえ、二度死刑を執行される形になり、死に直面する恐怖と苦痛を二重に味わった訳で・・。素直に執行されてりゃ一回で済んだのに。それでもやはり、いざ「死」に直面させられると、どんな手段に訴えてでも、「それ」と距離を置きたがる・・一分一秒でも長く生きたいと悪あがきするのが人間ってやつなのかもしれませんが・・。

ネバダ州は、望めば遺族が死刑執行に立ち会うことが出来るんですね。はたして、自分が遺族だったら立会いを望むかどうか・・?

愛する人の命を奪った人間が、その罪の償いとして命を絶たれる・・その事実・結果を、お役所からの通知という紙切れで受け取るのなんて嫌・・絶対、立ち会って見届けたい・・という遺族の気持ちも分かりますし、逆に、立会いを望まない遺族の気持ちも分かる・・。

どんなに憎たらしい極悪人でも、死刑という形の殺人で殺されて行く姿は見たくない、もしくは、愛する人の命を奪ったことでその人間は死ぬ訳で、愛する人の記憶に連なる部分に、(いくらその人を殺した極悪人とはいえ)これ以上(人間の)「死」を加えたくない・・。あの人に関する記憶には、出来うる限り、きれいなものだけを残しておきたい・・という気持ちも、それはそれで分かるよなぁ・・と。

捜査官も、主任とキャサリンで違ったように、おのおの、スタンスは違う・・。私だったら絶対、頼まれても(「義務」でないなら)断りますけどね、立会い・・(そもそも、私のような心の弱い人間に捜査官は絶対務まりませんが)

私だったら主任派(立ち会わない)ですけど、でも、立ち会うというキャサリンのやり方・・ってか生き方、それはそれで正しいと思う・・本当、彼女は強いですね。立ち向かい、そして乗り越えようという姿勢を崩さない。時々、ツッパリ過ぎ!と思わないこともないですけど、とにかく彼女を彼女たらしめているあの強さには惚れ惚れ。

よく考えたら彼女は主任を守る為、(超最悪な連続婦女暴行殺人犯でしたが)人を直接、射殺したことがあるんですよね。自分のその手で、死刑を執行したことがある訳です。まぁ、あれは同情の余地もない輩・・しかも今まさに主任を殺そうとしてたんですから、人違いの可能性も、迷いも、後悔も一切無し!の行動だったでしょうけど(迷ってたら主任死んでるヨ!)、それでも、何かしら彼女の内に「残した」んでしょうかね。

そりゃ私だって家族(か、それに等しい人)を守る為・・正当防衛なら、人を殺す可能性が無いとは言い切れませんが、出来うる限り、生きてるうちにそうせざるを得ない状況には、出会いたくないものです・・。どんなにか、自分が100%正しいと信じてなした行為であっても、やはり何かしらは「残る」と思うので・・。

死刑そのものの是非は・・難しいですよね。人の命を、過失ではなく故意で奪ったというなら自分の命で償うしかないと思いますが、しかし、裁判そのものが100%正しいとは限らない・・人のやることな以上、間違いは起こりうる訳で、そのあやふやさを含んだ上で、死刑という取り返しのつかない刑を執行していいのか・・という。

で、新たな事件が起こり、結局は「模倣犯」はマザースの方で、本当の連続婦女暴行殺人犯は捕まっていないことがあきらかになり・・。

手すりに乾かない絵の具を塗り、それを手につけてしまった女性が、目の前の水飲み場に手を洗いにくる・・そしてその中から、好みのタイプを物色して襲う・・サラも気持ち悪いといってましたが、本当、オゾゾとする手口ですよね。

クヌギに蜜塗ってカブトムシ捕まえる・・みたいな、まるで昆虫採集のような(まさに「コレクター」だ・・)、理路整然(?)とした準備で、女性を捕まえ乱暴して殺す・・。

人として授かった知性を、ケダモノとしての欲望に使う・・。そのことが本当、気持ち悪い、恐ろしい、身の毛がよだつ・・。

「ペンキ塗りたて」なんていう、社会では往々にしてあるシチュエーションに、実はこんなとんでもない悪意がこめられていたなんて・・。「何を信じて生きていけばいいんだYO!」という感じ。

明日になればまた、ドアを開けて社会に出て行く・・出て行かざるを得ない訳ですが、社会にはこんな部分にまで、一見ではそれと分からない悪意が塗(まぶ)されているのか・・と思うと、一歩を踏み出すその足が、ちょっと重くなるような・・。

私はもう、何十年も生きてきましたし、大人として当然、人の世には悪意が存在することを知っていますが、これから成長していく子供達に、こんな悪意に巻き込まれて若い身空で命を落とすことがないよう、その存在を教えていかなきゃいけないんですよね。気が重いですが・・(マイアミの「魔の手」の時のアレックスを思い出す・・)
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