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カルーソの1995年の主演映画。マイアミ始まったのが2002年ですから7年前。かなりホレイショに近いですが(役柄的にも、事件を捜査する検事補ってことで似てますし)、やはりちと若い。

ランボーの頃ペーペー(のおまわりさん)→ジェイドで、それなりにやり手だけど情に流され気味(な検事補)→マイアミで、ほぼ完璧?・・完成形(な警部補) 3キャラとも皆司法関係なだけに、時間が経つに連れて成長していったみたいで面白いというか(ボディカウントは犯罪者役なので流れからは除外)

検事補コレリ(ファーストネームが本名と同じ、デヴィッド)は、捜査にあたった富豪の殺人事件で、かつて愛した、しかし親友マットと結婚してしまった美女トリーナが関与している疑いを抱く。富豪が別荘で隠し撮りしていたビデオには、男と抱き合うトリーナのあられもない姿が映っていたが、彼女は「別荘に行ったこともない」と嘘をつき、ますます疑惑は募り・・。

ヤフー映画のこの作品の紹介コーナー、肝心のオチまで書いてます・・(酷) 見る前に読まなくて本当によかった・・。

映画としての出来そのものは並かそれ以下・・ところどころかったるかったりもしますが(カーチェイスの、お祭りに乱入のシーン、長過ぎ!とか)、やはりカルーソ目当てで見てればそれなりに楽しみが。当たり前ですがホレイショとは違う・・ダンスを踊るしスカッシュ?して頭ぼさぼさになるし怒って「ファッ~ク!」言うし美女といちゃつくしで、そういうのが新鮮でした。

コレリを含め、登場人物達は皆、結構ツッコミどころ満載。「少しは身の危険を感じろ~!」「消されそうとか用心せんのか~!」「せめて変装ぐらいしろ~!」「こないな(=こんな)女豹、家あげたらエライことになるで~!」「家帰ったら電気ぐらいつけろ~!」 少々、ツッコミ疲れる程。携帯が普及してない時代ゆえの歯がゆさもありますし。

コレリにつっかかり気味のヒゲ同僚(もしかして検事の座を争ってたのか?)が、マイケル・ビーンだったと、見終わって出演者調べるまで全く気付きませんでした・・。整った顔立ちの、秋里和国の漫画に出てきそうな男前やな~とは思ってましたが。

ヒロインが途中、セックスの最中にストッキング被ってて変顔で笑えました・・。裸より(←おっぱいは映ってなかったと思いますが)セックスシーンより、ストッキング被ることにこそ、一番勇気が要ったんじゃないかと・・(笑) 100年の恋も冷めそうな顔でしたよ・・。

ちなみにそんなヒロインを演じてたのは、ボディカウントの、途中で一味に加わるあの女の人と同じ女優さんだそうで(これまた全然、気付きませんでしたよ)、カルーソ腐れ縁~というか(もしかして付き合ってたとか(笑)?)

あと、CSI:マイアミのヘイゲン役の人が、ビリーという役で出てるらしいです。見てる最中は全然気付きませんでしたし、もう一回チェックするのも面倒なのでしませんけど(←・・・・)、これから見るって方はちょっと要注意。

以下ネタバレ感想です。ご注意。

結局、トリーナは夫を選び間違えた訳ですね。

勿論、コレリと結婚していてもそれなりに紆余曲折はあったかもしれませんし、何より収入面においてはマットとは段違いでしょうけど、少なくともマットよりは誠実に、彼女だけを愛したであろう・・そして何より、人を殺しはしなかっただろう・・と。

コレリは自分に何かあったらあの写真が世に出るよう、手配しとかなきゃいけない&そのことを知事にゆっとかないと(あの、コレリに気があるふう?の女性同僚に頼んどくのが一番かも)
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