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don2.png原題は「The Fall」(そのまんま) 確かにこれは、変えないのがベストですよね。物理的に「墜ちた」プロデューサーと、警官として、やっちゃいけないことをして「堕ちた」男・・掛け詞な訳ですから。

制服警官時代にコンビを組んで、イロハを教えてくれた先輩警官を疑い、追い詰めざるを得なくなり、苦悩するドンちゃんがよかったですね~。で、そんなドンちゃんの苦しみに、意外に鈍感な(笑)マック(←ステラに怒られちった)

勿論、マックの方が(公としては)正しい訳ですが、ドンちゃんが私情を交えてしまいそうになる、その気持ちは皆、分かる・・。結局、刑事としてとるべき道をとりつつも、マックにお願いして、先輩を、考えられ得る最上の温情処分で済ませて貰うドンちゃん・・優しいなぁ。んで、そのお願いを聞いてあげたマックも(←ステラ効果か?)

ステラは好きですが、マックとステラの関係は、あまり男女のそれにはなって欲しくないなぁ~・・とか思ってましたけど、考えがちょっと変わった・・捜査官としては優秀ですけど、ちょっとニブチン(笑)でどこか危うげなマックには、ステラのような、しっかりしてて人情の機微にも通じてる女性に、「公」だけでなく「私」も支えて貰った方がいいのでは?・・という気もしてきたというか。

マックがとっ捕まえた警官の息子に、「親父へのあてつけで人生を棒にふるな」と諭すのが、なにげない一言ですが結構ハッとさせられました。親父に限らず、誰かにこだわって、その相手へのあてつけで人生棒にふってる・・って人、自覚があるなしを問わず、結構多いはず。

(別に親しかった訳ではないですが)失恋で、相手へのあてつけで自殺した女性を実際知ってるので、彼女のことを思い出した・・私より若くてきれいで髪もメイクもばっちりだった彼女。本人には悪いですけど、あてつけで死んでみせても、相手は何年も経った今、彼女のことはすっかり忘れて、幸せな結婚生活を送っているかもしれません。絶対、死んでる人間より生きてる人間のが、強いんですから。彼女も生きてさえいれば、別の人と、もしくは独りでも、幸せに暮らしていたかもしれない・・。

自分の人生の主人公は自分。勿論、好き勝手になんでも自分のやりたい放題でいいという意味ではなく、主体性をもって、自分で自分の人生の大事な選択を行っていくべきだ・・という意味。せめて、(この話のような)刑務所に行くか行かずにすむか、もしくは生きるか死ぬか・・といった重大な事態の時だけでも、人にふりまわされず、自分で一生懸命、よりよい方向を探していって欲しいです。若い人は特に。

デブっちょプロデューサー事件は、深刻な射殺&警官不正事件に比べて薄い感じがしてましたが、オチが皮肉で苦くて、意外に良かったですね。

あんなイヤな奴を、おそらくただ一人愛していた奥さんの「思いやり」が結果、彼を死に至らしめたなんて・・。でもまぁ、悪いのはあんな危険なとこに甘いもの隠してた本人な訳ですけど。

「鳥が喋れたらねぇ」
「とりあえず始めよう」

・・原語だと何て言ってるのか気になります。字幕版も見なきゃだわ。

マックにぢっと見詰められながら仕事をしてたDNAラボの女・・うらやまし過ぎるぞ!
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